■画材について■

「和のイラスト」推奨画材です。
下記画材のほかに硯、筆洗、筆をふく布、文鎮は各自ご用意ください。
顔彩 gansai

古代緑青、黄草、黄土、鮮光黄、臙脂、煤竹、花白緑、 群青、美藍、胡粉、朱、赤紫、紫、白群、青金、岱赭、本藍、紅梅の18色の 鮎裕オリジナル組み替えセットです。(吉祥製)1色ずつ単品で補充することもできます。
青墨 seiboku

「黒」は顔彩の黒を使わず、「青墨」(画墨)を使います。淡〜濃までの深みがあり、 特に淡い墨色の美しさは、和のイラストに欠かせません。硯で摺った墨はいったん画皿に取り分けます。 白い画皿の上で墨色の濃さが目で見てよくわかるため思った濃さで使いやすいからです。 写真は、墨運堂造「青龍胎0.7」(31×78×17mm)
 fude

こしがあって筆先がそろいやすい筆が鮎裕の画に向いています。書道用の小筆(イタチ毛)を使っています。 穂は全部下ろします。彩色筆は適しません。写真は、きくや製造「みどり」。はがきサイズに描くにはこの1種類で十分です。 細い線も小さい点も筆先がピンとそろって描きやすい! はじめは3本ほどあると使いやすいです。
梅皿 umezara

パレットとして使います。顔彩を使いたい濃さ淡さで取り分けます。丸い画皿も使います。 写真は、品名:わがみ小路FU3直径12cm。持ち運びにも便利なサイズです。
下敷き shitajiki

白いフエルト地、半紙版(27×36mm 2mm厚) 同じ色でも、黒を背景に見るときと、白を背景に見るときとでは、 違った色(濃さ)に見えるのが人の目の特性です。黒を背景にしたときは、 黒の影響を受けて目が錯覚を起こした状態になり、色を正しく見ることができません。 そのため白い下敷きを使っています。
A4画仙紙 A4gasenshi

鮎裕教室では、このA4サイズの画仙紙を練習用として使っています。 A4サイズだから持ち運びにも便利。練習用だけでなく、自分で描いた画をパソコンに取り込み、 OA和紙としてプリンターで印刷できますので工夫次第で様々な用途に使えます。品名:わがみ小路本格OA和紙1袋50枚入り
No.10画仙紙はがき No.10gasenshihagaki

吸収がよくにじむのが「画仙紙」という和紙の特徴です。 No.10画仙紙は、ほどよいにじみで描きやすい紙質です。初心から中級の方におすすめです。
越前手漉き画仙紙はがき echizentesukigasenshihagaki

大変吸収がよいので、にじみや濃淡、かすれによる独特の風合いを生みます。描くほどに深い味わいが楽しめるイチオシの画仙紙はがきです。 鮎裕教室では、課題(画)によって「No.10画仙紙はがき」と「越前手漉き画仙紙はがき」を使い分けながら両方を使っています。